2014年11月12日水曜日

フランス語教育

Bonjour!

学校が始まって、約1か月。早いものですね。少しずつ流れが出来てきた気がします。

昨年言っていた学校だけに、1年前よりは、やりやすい。

なかなかゴールが見えにくいのが悩むところです。

さて、学校で先生ともよく話題になるし、ボランティア自身も大変な思いをしている

フランス語。1960年の独立まで、約4世紀にもわたって植民地支配をしていた

フランスの影響ですが、他のフランス語圏アフリカ諸国よりも、現地語が強いのがセネガルの特徴。

約半数を占めるウォロフ族の言葉ウォロフ語を多くの人が話します。

ウォロフ族に続き、プラール族、セレール族が続きます。

なので、3か国語等を話せる人はザラ。同僚の先生は8か国語話せます。

しかし、子どもにとっては言語が大きな壁。1年生からフランス語の授業があり、他の教科も

全てフランス語で習います。もちろん高学年にあがるにつれて、現地語での説明は

少なくなっていきます。彼らにとってフランス語はいくら公用語と言っても外国語。

ある先生の解釈では、フランス語は、テストや文書を書くための言語だと言っていました。

テストはフランス語で行われます。教員や銀行、市役所、国営の仕事(水や電気等)

憲兵隊、警察等の仕事ではフランス語が話せないとなれませんが、

農家さんやブティック経営、朝食屋さんやレストラン経営には

フランス語は話さないし、どっちみち、どんな場所でもセネガル人同士は大抵ウォロフ語です。

フランス語が出来たら、確かにいい職につける可能性はかなり広がる。

また他のある先生曰く、私が「それならウォロフ語を公用語にしてしまえばいいのでは?」

というと、「いや、そうしたら他の民族もいるから、問題になる。そしてフランス語が話せると

他のフランス語圏のアフリカ諸国の人とも話が出来るんだ。」と言っていました。

ただフランス語が大きな壁になっていることは子どもにとっては間違いなし。

どれだけ算数が得意でも、理科や歴史が得意でも、フランス語でつまづけば

厳しいのが現状です。

出来る子どもで授業が進んで行ってしまう。

昔とは違い、子どもの生まれに関わらず、子どもに平等に機会を与えられるのが

教育の1つの役割かもしれないですが、

ふと市場を見渡した時、フランス語が出来なくても

生きては行けるのになあと、思う事があります。


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