2015年4月28日火曜日

錯誤

Bonjour!

前にも書きましたが、教員のストライキが終わりません。

今週は月曜日にいつも通り、8時から13時まで授業をし、

火曜日は8時から9時まで授業をし、9時からストライキ開始。

みんな家に帰ります。

水曜、木曜はストライキ。金曜日はメーデーで祝日。

次の授業は月曜です。

2月末から始まったストライキ。

3月と4月はほとんど勉強していません。

1週間に1回や2回の授業。子ども達も前回習ったことは忘れてしまいます。

従って授業があっても、新しい事はあまり学ばず、復習等に時間が使われる。

全く物事が進みません。まるで2か月間時間が止まったかのように。

今日はそれに耐えきれず、高校生たちがプラカードを持って行進してました。

お金がないという政府。仕事環境の改善を求める教員。勉強したいと叫ぶ生徒。

色んな事が錯誤して、それぞれ訴えて。

どうなるのでしょうか。

正直、早く日本帰って働きたいなあ~とか思う時もある。

人間的な生活の面ではとても豊かで、学ぶことも多くある。

一方で仕事の面では、出来ることは小さく

こうストライキが続かれると、進むものも進まない。

システムはあってないようなもので、金と人間関係(悪く言えばコネ)がものをいう。

(物事の進め方が全く違うので、それはそれで勉強になるが。)

やる気がそろそろ萎えてきそうです。

任期残り5か月。学校終了まで2か月。モチベーションを保ちつつ。

2015年4月22日水曜日

君には理解できないよ

Bonjour!

セネガルは日中が40度は超えるくらいの暑さになってきて

2時頃になると、人が外にいません。暑い!

先日、仲のいいセネ人といつも通り話していました。

どこからか宗教の話になり、イスラム教の話をしていました。

彼が女性と男性の仕事の役割がコーランに書かれている、と言っていて

その話をしていて、細かくは忘れましたが、その時の私がそれを聞いて感じたことは

「平等じゃない。」ということでした。

だから、そのまま言いました。

「理解はしたけど、私は賛同しないな。それって女性の気持ちを完全に無視してるよ。

男性本位じゃないの。平等じゃない。」

すると友人はいました。

「いいかい。これは神の言葉なんだよ。賛同するとか賛同しないとかいう話じゃない。

神の言葉は神聖なものなんだ。」

おそらく、神の言葉であるため、人間の知をはるかに超えた所にあると

言いたかったのだと思いました。

そして私の発言はよくなかったようで

「賛同しないということは、それはつまりイスラム教を否定していることになる。」

そういうつもりは全く持ってなかったのですが、そう受け取ったみたいです。

そして最後に「君には到底理解できないよ。」との一言。

ショックでした。哀しい気持ちになりました。

大学生の時、院の授業を聴講していました。

その中で、国際協力関係の授業である先生が言いました。

「2人の人間同士、理解することはとっても難しい。むしろ不可能なのかもしれない。

恋人同士だってお互いを100%理解できない。だけど、大切なのは

理解しようとする姿勢、そして努力をすることだ。」

今でもずーっと心に残っている言葉です。そして自分の中でモットーにしてきた言葉でした。

そんな中「君には理解できないよ。」との言葉は

例えそれが本当だとしても、それを言葉にしてしまったら終わりだよと感じました。

友人はその後「頭では理解できても、イスラム教を理解することは出来ない。

だって君はイスラム教徒じゃないから。」

確かにその通りかもしれません。彼らのように、一日5回神にお祈りしたり

神が自分を忘れていないと感じたり、神に許しを求めたり

それを心から信じていない私には、わからない感覚でしょう。

けれど、理解したい。そういう姿勢は持ち続けたい。例え無理でも、その気持ちを

失くしてしまえば、全てが終わってしまう、そんな気がします。

この言葉を言われた時、どんなに仲良くしている友人でも

私とは別世界に住んでいる人なんだと実感させられました。

同じ人間同士、悲しいけれど、どんなに頑張っても理解し合えない事が

あるんだね。


2015年4月17日金曜日

任期最後の学期開始・・・しかし・・・

ボンジュール

今週も終わりますね。早い早い、もう4月も半分。

今週の月曜日から日本でいうならば3学期目が始まったのですが

火曜から金曜まで教員のストライキ。月曜のみ勉強し、今週は終了。

2月下旬から毎週繰り返されているストライキですが

政府と教員組合の話し合いに折り合いがつかないようで、まだ終わりません。

大きなストライキの理由は、政府が何年も昇給を支払っていないことにあるよう。

セネガルでは教員が持っている資格によって昇給するシステム。

しかし、基本給は払われていても、昇給分が全く上乗せされていないらしい。

政府もお金がない。

2月下旬の頃は週に2日ストライキだったのが、政府が何も反応しないため

遂に週4日間のストライキ。

そんな中、私は数少ないストライキに参加していない先生たちと授業していますが・・・

まあ普段の3分の1以下ほどの授業しか出来ず。

先生方も長いストライキに疲れているよう。(中には休めてラッキー的な先生も多いが。)

昨日、組合と政府の話し合いがあったのですが、折り合いがつかず、政府は

教員の給料削減に乗り出すとかなんとか。まあ授業しない分は引くべきでしょう。

今まではストライキで授業していなくとも、給料は変わらずだったとはおかしな話。

いつまで続くのでしょうか。

学校での活動も残り2か月ほど。

まあなるようにしかならないでしょう。と開き直り、最後まで走り抜けようと思います。


学校へ行く道。空がすごく綺麗だった。


朝7時頃フランスパンを買いに外に出ると綺麗な朝日を見れた。

2015年4月8日水曜日

セネガルで砂漠体験!砂漠フェス!

バレー大会が終わり、休む暇もなくロンプールというところへ遊びに行きました。

目的は5回目となる砂漠フェスに参加するため!

着いてみると、おお~砂漠にありそうなテントがある!

そしてステージもある!!

アラビアンナ~イト!!とテンションあがりました。

ラクダにのったり、砂漠で寝転がったり。

夜は寒すぎてたき火をしてあったまったり。

素敵な思い出がまた1つ増えました。

セネガル、まだまだ行ったことない場所がたくさん。

車の問題でルーガに着いたのは朝5時。眠すぎて疲労困憊でしたが

無事帰ってこれてよかった。

あと休みは1週間。やることなりながら、ちゃんと息抜きもして楽しみたいです。

ラクダとハイチーズ!


砂漠でごろん


影が何とも素敵


こんなアフリカングッズが売っていました。


夜はフェス!!有名はセネガル歌手や他のアフリカ諸国の民族的な音楽も。


こんな感じのテントで宿泊も出来ます。
(宿泊は予約がいるので、しませんでしたが。)

セネガルに来る際はぜひ!

第1回ダーラバレーボール大会

ボンジュール!

先週4月4日はセネガルの独立記念日でした。

1か月くらい前から話は出ていた、バレーボール大会。

コーチと3月からよくお手伝いしてくれているアブライ、ンベングという2人の先生と

4人で開催しました。

ここ2週間はほぼバレー漬け。朝から市役所や主要な関係者に挨拶や

こういうことをしたいと話、招待状を作り、当日いるものを買い

当日どういうプログラムにするか話し合い。。。

手よりも口がうごく彼ら。拘束時間が長いわりにあまり仕事が進まない・・・

という感じでこの1~2週間はぐったりでした・・・。

日本人のセネガル隊員を5人呼び、ダーラの隊員と私の7人で日本人チームを

作り、セネガルの大人チームとの対戦がメイン。

場所も普段練習しているスタジアムは町の外れのため、今回は町中の空き地で開催。

呼んだセネ隊のみんなは7人中5人がバレー経験者。結果4セット目までは

日本人チームが2セットを取り、セネ人チームも2セットを取り、5セット目まで

もつれ込むと言う白熱試合。

5セット目は25対18でセネ人チームが勝ちました。

ああ~悔しいけれど、楽しかった。久々にスポーツで燃えました。

疲労困憊。

でも、バレーを通して仲良くなったセネ人たち、一緒に企画した最近ずっと一緒にいた

セネ人と、日本人の友達のみんなが仲良くしてくれている光景を見て

とても嬉しかったです。お互いがお互いを受け入れ、彼らは皆、私が

大切に思っている人たち。とても楽しい時間を共有できました。

きてくれてどうもありがとう!

セネ人たちは毎年、日本人ボランティアを呼んで試合をしよう!と

更にモチベーションがあがった様子でした。

私の任期中はもういいですが(笑)

今後も続てくれるようだったら嬉しい限りです。

来てくれたみんな、企画を一緒にしたアブライ、ンベング、そしてコーチ、

どうもありがとう!!

とりあえず、私は体を休めます。(笑)


真ん中がコーチ。右上がアブライ。日本人チーム。お昼前。



昼は豪華にヤッサと呼ばれるセネ飯!


試合の様子。スパイクもお互い結構打ってました。
しかし砂場で足がとられる!


雰囲気を出すためのトロフィー。
すぐに返しました(笑)


エボラを一緒に防ごう!という黒板も持ち込み。


試合が終わるころには真っ暗。

お疲れ様でした!