2014年9月26日金曜日

らしくあれ

どこの国の人かに限らず

人生の中で出会えてよかったと思える人がいる

そんな同志でもある友人の1人とチャットとスカイプをしていた

その別の友人が、その友人にかっこいいセリフを言っていたという話をしていて
(まったくもってまじめな話題のです)

私も、そんなセリフ言えたらかっこいいな!と思ったけれど

心から素直に出てくるセリフは別のもので

そんな時、私がその友人に

「○○(別の友人の名前)みたいにかっこいい事は言えないけど、

お互い、らしく 生きようね!」

と言ったら

「緑が○○みたいな性格だったら連絡とってないよ!」

それもそうか。

うまく言葉にならないけれど

あ、私は私のままでいいんだ

背伸びしなくていいんだ

そう思った

何をもって「私らしい」っていうのか

そもそも「らしさ」自体

必要なのかわからないけれど

「らしくあれ」

そんな言葉がぴったりだった

心がスッと軽くなった

2014年9月25日木曜日

もう1年・あと1年・まだ1年


停電時のランタンとパソコン


毎日一緒に遊んでいる隣の家の子ども



もうすぐ1年!

早かった!というよりは、1年経ったなあという感覚。

早かったし遅かった。1年という月日が妥当だと思える感覚。

色んなものが日常になりつつある。

何か買うたびに値切るのも

シャレット(馬車)で移動することも

食べ物分け合う事も

知らない人でも話しかけて友達になることも

ウォロフ語で冗談言うのも

水が出ないことも

停電がしょっちゅうあることも

星が綺麗なことも

月の光がとても明るいことも

分かり合えなくて落ち込む日も

かなりくだらないことで爆笑する日も

当たり前になってきてるけれど、あと1年。

すでに寂しいような、でも日本も恋しいような。

考えること考えること、本当に答えがない問いばかりで

自分の無力さに嫌気がさしたり、でも前向きに頑張ってみたり

白黒はっきりつけたい私の性格的に、最初はこのモヤモヤ感がすごく嫌だったけど

白黒つけられることの方が少ないとわかった

後1年

悩み続けて考え続けて、喜怒哀楽をセネガル人と共に。

私らしく、私のままで、活動頑張ろう


お世話になった先輩隊員(中央)見送りの空港にて


7プラスという7人乗りの車中。途中道で止まれば、空いている窓から
ピーナッツやクッキー、レモン等売ろうと手をつっこんでくる。結構みんな買う。
私も水やピーナッツ等はたまに買う。ダーラ・ダカール間は6時間くらいかかるので!


タバスキ(イスラム教の最大のお祭り)がもうすぐなので
車に積まれた羊さんを見ることも多い。

2014年9月9日火曜日

フランス20日間の旅を創ってくれた人たち

Bonsoir!

先日フランスから無事ダカールへ、そして昨日任地のダーラへ帰ってきました。

約3週間の今回の旅は、学ぶことも感じることも考えることも本当に多くて

素敵な素敵な忘れられない20日間になりました。

感想として一言。フランスすっごく素敵な国でした。

今回は南仏にしか滞在せず、2週間はホームステイという形で

語学学校に通っていました。モンペリエという南仏の中心都市に多く滞在していたのですが

電車で近隣の町にも行けるし、アクセスがよく町は大きいけれど雰囲気がよく素敵でした。

その後5日間くらいは南仏を旅行。

短期的に移動する旅も素敵なのかもしれないけれど

1週間なり2週間滞在して、多くの人といい関係を築けたことが何よりも嬉しいです。

書きたいことは山ほどあるし、感じたこと、考えたこともたくさんあるけれど

長ったらしくなるのでやめときます。

今回の旅は、出会った人たちで創られた旅でした。本当に。

同じホームステイ先でフートメイトだったイタリア人のSofia。建築家を目指し

日々勉強していました。彼女のおかげでモンペリエでの生活は断然充実したものとなりました。

土日や午後授業がない日、近隣の町に一緒にお出かけしたり

一緒に夏祭りにいったり。多くの時間を一緒にすごして、キリスト教の事、建築の事、

イタリアの事、いろいろ教えてくれました。とっても純粋でまっすぐな素敵な女性でした。

ヨーロッパの歴史もいろいろ教えてくれた。21歳なんだけど、私よりもしっかりしてる!

そしてクラスで一番の親友のスイス人のピーター。一番の話相手であり、パパのような

存在だった。61歳でもばりばり元気で好奇心と向上心に溢れているおじちゃまだった。

彼はいろんな国で仕事して来ていて、いろんな知識をもっていて、いろいろ教えてくれました。

そして大学時代のつながりから、訪ねていった私を快く受けて入れてくれて

本当にお世話になったフランス人のルノー。フランス滞在中、一番一緒に議論した。

最高に楽しかった!仕事に対する価値観や宗教、Toulouseの街の事、日本との違い(日本に1年間留学していた)

人種に対する問題等、綺麗な公園をいくつも周りながら、特別なアクティビティーはしなかったけれど

自然が澄んでいる場所で、楽しい議論が出来て、最高に贅沢な時間でした。

その他にも、道にたくさん迷い、多くのフランス人に聞きまくりましたが

車で泊まるホテルまで案内してくれたおばさま、観光オフィスを探して

その日のプランを決めるまで、30分以上付き合ってくれた小さな村のおばあちゃん。

その他にも、多くの優しい人たちに会いました。

別れ際のフレンチキス(ほっぺにチュッチュッってするやつ)好きだったなあ。

人をすごく近く感じられる。

綺麗な景色も、おいしい料理もいいけれど、こういう人たちとの出会いが

最高に楽しく、充実した旅を作ってくれました。本当に感謝です。

そして、2年目に向けて充電は満タンです。


モンペリエではいつも一緒だったSofia!夏祭りにて。


クラスメイトのピーター。お父さんのようであり、一番の話仲間!マルセイユにて。


南仏、プロバンスにあるAvignonという町の法王庁宮殿。ディズニーランドのよう。


小さな町Genolhacというところの山で一人ハイキング。4時間歩き続け、道に迷いクタクタ。


フランス第3都市マルセイユ。


モンペリエの夜のライトアップ。


モンペリエから電車で1時間ほどで着くNimeという町。ローマ帝国時代の建築物が残る。
2千年以上も前に作られたというから驚き。
その迫力も圧巻。


マルセイユに次ぐ港町セート。たまたまジュットという伝統的なお祭りをやっていた。
棒と盾を持った人が船の上に。落ちたら負け。もちろん水にぼっちゃん。


Toulouseでのカトリックの教会。フランスでは多くの教会を見たけれど
トゥールーズの教会は、本当にきれいで、その大きさにもびっくり。