先週は火曜~金曜のストライキ。
水~金曜はカフリンという場所で先輩隊員が主催した現地教員セミナーに参加。
無事1人初移動は成功でした。
月曜から学校が始まる!と思った矢先、ガンモというイスラム教の祭典のため授業なし。
明日(水曜)から授業が始まってくれることを願います。インシャーラー!(神のみぞ知る。)
それはそうと、日曜から月曜にかけて初めて友人の結婚式に参加してきました。
新郎(招待してくれた友人)が村出身者という事で、新婦さんも村出身者。
夜19時に新郎の家に集まり、食べたりwaxtaan(談話)したり。
夜21時くらいに車にのり、ダーラから30キロ離れたThiarngyという村へ移動。
疲れたけれど、これは素敵な体験でした。
車といっても乗車率150%くらい。しかも、荷台みたいなところに板があって、
そこに無理やり人を乗せて移動。30キロあったので、30分か40分くらいかかりました。
(写真参照。こんな感じの車に乗りました。出来れば乗りたくない・・・。)
頭上を木の枝がかすっていくので、頭を下げて時々木を避けなければなりません。
横は暗闇。空には、月や星がきれいに暗闇の中で輝いてました。
車上では、グリオ(伝統音楽を伝える人たち)がジャンベを叩いて、女性はそれに合わせて手拍子。(写真を綺麗にとれなかったのが残念。)
なんともセネガルらしさを感じた瞬間でした。
そして村について、晩ご飯食べて、またwaxtaanとグリオの演奏。
夜中3時くらいに新婦を連れてまた砂道を乗車率150%の車でダーラに移動。
仮眠をとり、次の日の朝からまた始まりました。
ダンス大会。waxtaan。アタヤ。セネガル料理。新郎新婦よりも
参加者が楽しんでいたような印象をうけました。疲れたので夕方に帰宅。
結婚式は私が帰宅した後も、夜中まで続いたようです。すごい体力!
この結婚式は新郎・新婦共にプル族だったので、来ている人もプル族が多かったです。
私が話す現地語はセネガルで多くを占めるウォロフ語。プル語は全くわかりません。
さらに結婚式なので、知らない人が9割以上。
この結婚式で一番聞いた言葉、それは「チュバッブ」。
チュバッブとは、「外国人」という総称。
普段道を歩いていても言われることもあるけれど、無視しています。
しかし、村で逃げ道がない。
無視しても、次から次へとチュバッブと呼ばれる。プル語はわからなくても
チュバッブとう単語はわかる。何か私のこと言ってるな~という雰囲気はわかるわけです。
「私はチュバッブという名前じゃない。アミナだ。」
と言っても、聞こえてくるのはひたすらチュバッブ。
さすがにイラついてくる。
チュバッブだから金もってるだろ~というおちょくりも
プル語話せないのか!という多少小ばかにした感じのからかいも、
眠気と逃げ場のない村の環境とで、普段のように流せない。
ふつふつと悲しみのような怒りがわいてくる。
しかし、結婚式。雰囲気を壊すまいと、ひたすら耐える。
次の日も、知らない人は、ひたすらにチュバッブと呼んでくる。
私がいた10時間くらいの間で、確実に200回以上は言われました。
友人に聞くと、悪気があって言っているわけじゃないとのこと。
頭では理解できても、総称で呼ぶなんて失礼だろ!と内心思う。
でも、どこにでも、いい人はいるもので、
仲良くしてるセネ人は、かばってくれる。
プル語で何言ってるかわからなくても、フランス語で説明してくれる。
お金をくれとしつこいおばちゃんに説明してくれる。
チュバッブと呼ばれると、アミナだよって訂正してくれる。
気を使って、こっちで休みなよって言ってくれる。
例え9割嫌な人でも、1割のいい人がいれば、その人に救われて生きていけると感じた結婚式でした。(9割嫌な人がいたわけではなく、比喩として。)
先ほども言ったように、みんながいい人ではなく、
中にはバカにしてくる人もいるし、笑ってくる人もいるし、ひたすらにお金をせがんでくる人もいるわけで、
悲しくなるときもあります。むかつくときもある。イライラするときもある。
泣きたいときもある。孤独を感じることもある。日本に帰りたくなる時だってあります。
そんなとき、世界中で頑張っている同期の存在や、優しいセネ人、日本にいるみんな、
セネガルにいるJOCVや、同じようなことを感じるだろうピースコーの仲間の存在が
支えてくれています。
そしてそんな状況でも、自分が望んできたことで、好きなことが今ここで出来ている環境を
幸せに思います。
Ndank ndank!! (ウォロフ語で少しずつ少しずつ)
赤ちゃんと新婦さん。
そして仲良くしてくれるアワ!
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