オアシス。
そんな言葉が似合う国がある。
アフリカ最西端に位置するセネガル共和国だ。
私が住むのはセネガルの北東部。国道が1本道であり、他の道は砂だ。
それも砂浜のような柔らかくて深い砂。
半砂漠地帯と呼ばれるこの場所に住み早1年4か月。
砂道を歩くことにもさほど苦労は感じなくなっている。
ここセネガルでは「テランガ」と呼ばれるおもてなしの心が文化の1つとしてある。
日本人の「おもてなしの心」に近いものがある。
外国人をおもてなすその優しさには何度助けられたかわからない。
今日も初めて会った村の学校の校長先生の家で昼ご飯を御馳走になった。
授業を終え、一緒に帰るころには3時を回っていた。
家にお邪魔すると、彼の奥さんがすぐに冷たい水を持ってきてくれた。
8時にとった朝食から何も食べていない上に、暑さで堪えていた体には、すごくしみた。
少しすると今度は3本の炭酸ジュースが出てきた。何というおもてなしの心。
糖分が体に沁みた。それから少し遅めの昼食をお腹いっぱい食べさせてもらった。
ただでさえおいしいご飯が、腹ペコだったことや彼らの優しさが詰まっている事で3倍はおいしく感じる。
ご飯を食べてからは木の下でお昼寝までさせてもらった。
それからアターヤと呼ばれる甘いお茶を2度飲み、お別れした。
初めてその日会ったにも関わらず、ここまでおもてなしをしてくれる彼ら。
ましてやこの強烈な暑さの中、彼らが私たちに共有してくれる冷たい飲み物や、
おいしい食べ物は、まさに「砂漠のオアシス」だ。
帰り際、今度はいつくるの?と奥さん。
また来るね!今度は何か手土産と、今日撮った家族写真を持って。
授業で紙ヘリコプターを作って上から落として遊んだ。盛り上がった~
手前の3本の炭酸ジュース。有難く頂きました。
昼ご飯はセネガル定番料理チェブジェン!
家族写真!お世話になりました。
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