2015年3月26日木曜日

下校の時間

今日の下校の一コマ

                     3年生のクラスで紙で風車を作った




帰り道、風で風車がくるくるまわる




高いところの方が、まわるのかな?


そんな感じで遊びながら下校する子どもたち


のほほんとした今日の下校の一コマ

2015年3月25日水曜日

ダーラにバレーボールがきた!

ボンソワール

今月は教員のストライキ続きで嫌になってしまいますね。

3月は20日間、授業がある日があるのに、12日間ストライキで(一斉ではないけれど)

8日間しかまともに授業をしている日がありません。何よりも子どもによくない。

早く終わらないかな~

と一方で皮肉にもいい面が。

赴任当初から始めていた地域の子どもたちへのバレーボール指導。

セネガル人コーチと共に、私も行ける日はお手伝いをしていました。(といっても一緒にバレーするだけ笑)

このコーチ、無料で日曜以外毎日指導を行っています。

6か月前ほどに、JICAの「世界の笑顔のために」プログラムに応募し、

大学の後輩に使わなくなったボールを探してもらい、送ってもらっていました。

それが今月上旬に首都に届き、先週ダーラまで運び、今日、簡単な贈与式を行いました。

誰が送ってくれたのか、何のために送ってくれたのか、どうやって使わなければいけないのか等

私が話、コーチもその後に話してくれました。

正直、物をあげることに抵抗はありましたが、このコーチであれば、という賭けと

初めて、物の偉大さに気付きました。

良いものを使えばいいものが出来る。あながち間違いじゃないのかもしれません。

普段は時間がない先生も、ストライキで時間があることもあり、

2人の先生がほぼ毎日手伝ってくれています。その先生たちのおかげで

物事がポンポン進み、ちゃんと地域のバレーボールチームを作ろうとなって

市役所へ一緒に話に行き、おそらく承諾になると思います。

4月4日のセネガル独立記念日の午後、初めてバレーの試合を行います。

私も協力隊のバレー経験者&現在バレーを地域で教えている隊員を呼んで

日本人チームで参加します。

狙いはチームワークがないセネガルチームをチームワークを見せつけて負かすこと(笑)

約1年半前に始まったバレーですが、確実に認知度は広がっています。

少しでも貢献できたのなら嬉しいです。ここから未来のバレー選手うまれるかな~

今回、ボールとネットを送ってくれた後輩に本当に感謝です!

改めて礼状と、現在バレー紹介動画を作成中です!彼らのおかげです。どうもありがとう!


よーく見ると、ボールに「広島大学」って書いてある!
サーブを指導するコーチ。


贈与式。コーチが熱っぽく語っています。


集合写真!


もみくちゃにされる私。子どもたちの元気はありあまっています。。。
たまにたじたじ笑

2015年3月21日土曜日

写真が語ること

セネガルにきて、日本にいた時よりも多くの写真を撮るようになった。

写真は本当に奥が深いとよく感じる。

特に日々の何気ない写真を撮る時、どうしてもカメラが身近ではない

彼らには気になってしまう存在だ。

そしてとっている人が外国人となるとなおさらだ。

むしろ人が寄ってきて撮りたいものが撮れないということはしょっちゅう。

最近、何かの機会で何回かセネガル人の友人にカメラを任せたことがある。

もちろん私もその場所にいたのだが。

私がとる彼らと、彼らがとる彼ら。

アングルとか遠近的な距離とか、テクニックの部分での違いはあるけれど

被写体の表情が全然違う。

やっぱり長時間一緒にいる人がその人を撮る場合と

たまに何かの時に会う私がその人を撮る場合では

表情の柔らかさが全然違う。

その差に気が付いたとき

写真の見方が変わった。

写真は、撮る人と撮られる人の間の関係が如実に表れる。

そういう見方をすると、撮り手がこういう人だから

この人はこんなにいい笑顔で写っているんだなとか

この人は柔らかい雰囲気なんだなとか思うようになった。

写真は奥が深い。もっと知りたいと思った。


2015年3月13日金曜日

激励、優しさ、日本へ届け!

4年前、助けてくれたセネガルの人たちへの感謝と、日本への激励を込めて。

~6年生の感想より~
「セネガルで起こった出来事のように悲しい」
「このビデオを見せてくれてありがとう」
「日本はたくさんのものを失って、本当に私も悲しい」
「神様がこの悲しみを癒してくれますように」
「応援します」
「もう2度とこのような事が起こらないように、祈りたいと思う」

震災から丸4年たった先日、5,6年生対象に特別授業を行わせて頂きました。

初めに4年前の様子を10分ほど映像で見ると

家が津波に流される様子を写したところでは、どよめきが。

「うわ~」「シェー」。

それから簡単に津波と地震のメカニズムを簡単に説明。(難しかった・・・。)

最後に6年生は感想を、5年生は日本国旗に励ましの言葉を書いてくれました。

ある子どもが「Nous somme ensemble」と。直訳すると、「私たちは一緒にいます。」

彼らの共同体の広さ、強さ、そして優しさを表す言葉。

何かが伝っていれば嬉しいです。

私事ですが、面と向かって、あの日祈りやお金、激励を送ってくれたセネガルの人々へ、日本人としてお礼を言えるチャンスがあって、すごく嬉しかったです。どうもありがとう。歩幅を合わせて一緒に少しずつ進んでいきたいと思います。


5年生。日本の国旗にメッセージを書いてくれています。


震災時の映像を見ています。


5年生。2クラス一緒に行ったので、ぎゅうぎゅう。


国旗にメッセージを書いてくれた5年生の子どもたちと写真!
ストライキにも関わらず、この授業のためだけに来てくれた子どもたち、先生にも感謝です。

2015年3月5日木曜日

砂漠のオアシス~セネガル共和国~

オアシス。

そんな言葉が似合う国がある。

アフリカ最西端に位置するセネガル共和国だ。

私が住むのはセネガルの北東部。国道が1本道であり、他の道は砂だ。

それも砂浜のような柔らかくて深い砂。

半砂漠地帯と呼ばれるこの場所に住み早1年4か月。

砂道を歩くことにもさほど苦労は感じなくなっている。

ここセネガルでは「テランガ」と呼ばれるおもてなしの心が文化の1つとしてある。

日本人の「おもてなしの心」に近いものがある。

外国人をおもてなすその優しさには何度助けられたかわからない。

今日も初めて会った村の学校の校長先生の家で昼ご飯を御馳走になった。

授業を終え、一緒に帰るころには3時を回っていた。

家にお邪魔すると、彼の奥さんがすぐに冷たい水を持ってきてくれた。

8時にとった朝食から何も食べていない上に、暑さで堪えていた体には、すごくしみた。

少しすると今度は3本の炭酸ジュースが出てきた。何というおもてなしの心。

糖分が体に沁みた。それから少し遅めの昼食をお腹いっぱい食べさせてもらった。

ただでさえおいしいご飯が、腹ペコだったことや彼らの優しさが詰まっている事で3倍はおいしく感じる。

ご飯を食べてからは木の下でお昼寝までさせてもらった。

それからアターヤと呼ばれる甘いお茶を2度飲み、お別れした。

初めてその日会ったにも関わらず、ここまでおもてなしをしてくれる彼ら。

ましてやこの強烈な暑さの中、彼らが私たちに共有してくれる冷たい飲み物や、

おいしい食べ物は、まさに「砂漠のオアシス」だ。

帰り際、今度はいつくるの?と奥さん。

また来るね!今度は何か手土産と、今日撮った家族写真を持って。


授業で紙ヘリコプターを作って上から落として遊んだ。盛り上がった~


手前の3本の炭酸ジュース。有難く頂きました。


昼ご飯はセネガル定番料理チェブジェン!


家族写真!お世話になりました。