日本は春が終わって、夏に近づいているのでしょうか。
北海道はまだまだ夏はこなさそうですね!
セネガルは7月から雨季に入ります。
何だか少し湿度があがってきて、乾季の終わりに近づいてきているような
気がします。(本当か?!)
そんな今日。
いつもの木曜日の活動校に行くと、
朝から何だか先生方が集まって話しています。
ここの学校ではめずらしい。
普段は時間通りに先生方は教室に入っていくのに。
私もその集まりに行くと、何やら今週はLa semaine d'ecole de la base
いわゆる教育週間?!みたいなもので
各学校はいろんなイベントをやるのだとか。
セネガル全土での教育週間らしいのですが、もっと早く言えよ!!!という
心の声はしまっておき、話に耳を傾ける。
すると1人の先生が、「アミナ!今日の夕方図工の展示会できるか?」
ええ~!!今日?!
実は6月に学校が終わるので、その前に大きなセレモニーがあって
そこで図工の作品展示会を企画していて、先生方には話していたのです。
しかし、1か月後の話・・・と思っていた私は、準備は出来ていません。
「大きいのじゃなくていんだよ、小さいのでいい!子どもたちに見せるのでいいんだ!」
そうか・・・・まあ・・・せっかく先生の方から言ってくれているんだし?
やってみようか!!ということで、少し早目に帰宅し、準備準備。
布2Mを600F(120円)、安全ピンを2000F(400円)で購入し、家で作ってみる。
今回のは、急遽決まったことだし、気合入れすぎてもなんなので
3つずつくらい作品を選んで布に安全ピンでとめる。
何の作品かわかるように、題をつける。
完成したのがコレ。
うーん。50点くらい?(笑)
まあ、どんな反応か見てみよう!ということで、いざ学校へ。
頼んできた先生に言う。
「今日プチ展示会やるんだよね?」
「Ah, si te veux」もし君がやりたいならね!
ええ~~~!!!あなたが頼んできたんじゃないの~!!!
という心の声はしまっておき、
まあやってみようよ!!と。
木に括り付けて子どもたちが見れるようにしようとしたけれど
今日はあいにくものすごく風邪が強くて無理だった・・・・。
そしたら先生「各クラス回ろうよ!」
といい、それに賛成。14クラス回り、1回1回このジョップ先生が説明してくれました。
各作品をどう作るのか説明した後で、
「子どもたちは多くの事が出来るけれど、それを開ける鍵が必要だ。
アミナ(私)は子どもたちがこうやって作品を作れるように鍵を持っていて、
子どもたちの扉を開けてくれた。」
嬉しい言葉でした。
この先生は本当によく理解してくれて、子どもの声をちゃんと聞く先生。
鞭は使わない。子どもたちも先生が大好きで、先生との関係の中で
多くのことを学んでいる。
各クラスを回っていく中で、プチ展示品をみて、拍手で迎えてくれるクラス。
目をキラキラして好奇心をむき出してみる子ども。
先生もふむふむといって聞いてくれる先生。
一方で、無反応な子ども。無関心な先生もいました。(14人中2人)
でも、前者が多かったので嬉しかった。
普段はクラスの中に展示する図工の作品。
結果的には、全クラスに作品を見せれて、よかったのかも。
かなり急に決まったことでしたが、やってよかったなあ、と。
結果オーライ!!!
手伝ってくれたジョップ先生の生徒5年生!
一生懸命説明してくれるジョップ先生(左端)
「ほえ~」という感じで見る子どもたち!
ジョップ先生(左端)の説明をふむふむと聞く先生(右端)
1か月後にはもっといいものを作るぞ~!
子どもと先生と一緒にね!
どうかありますように・・・・。(笑)