2013年11月23日土曜日

Xale yi

Xale yi

ウォルフ語で子どもたち。

子どもたちの笑顔は本当にキラキラしています。

こないだ悲しい出来事がありました。

3年生のある算数の授業でした。

ノートをとる時間、ある2人の生徒が少しふざけて、

ノートに落書きをしてしましました。

その時先生は大事な話をほかの先生としてました。

落書きをされた子が、先生にノートをもって言いに来ます。

先生は、罰としてその2人の子どもを鞭で叩きます。

腕をつかみ、背中に鞭を10回。

子どもは泣き叫びます。

でも、先生はやめません。

見ていられませんでした。

子どもは叩かれた後しばらく泣いていました。

それでも、少しすると泣き止んでノートをとっている。

帰らないで、ちゃんと授業に参加している。

私が笑うと、笑顔を向けてくれる。

何だか泣けてきました。

いろんな感情が溢れました。

無力な自分。

たくましく生きている子どもたち。

そんな状況で何もできなかった自分に腹が立つ。。

学校では鞭を使う先生が多いのが現状です。

言うことを聞かないから。

何も学んでいないから。

間違えたから。

罰がないと、学ばないから。

理由はさまざまですが、

鞭。本当に見るだけで嫌です。胸が痛くなります。

恐怖からくる行動は、何も生まないと思うのです。

どんな理由があっても、これはやめてほしい。

私が泣いていても仕方ない。

痛いのはあの子だ。私なんかよりも、数百倍痛いはずだ。

それでも、たくましく生きている子どもたち。

私も、私が出来ることから頑張ろうと、強く強く誓った日でした。

キラキラの笑顔に毎日力をもらっています。





Xale yi... It means children in Wolof.

One day, I had one sad thing.
It happened at the lesson of mathematics.
It was the time to take notes of lessons.
There were two children who scribbles a little on thier notes.
One child came and said to the teacher about that.
At that time, teacher was talking with another teacher about important things.
Then, the teacher struck those  2 children 10 times with a lash.
They cried but teacher didn't stop it.
I couldn't continue seeing it.
But a few minutes later, those 2 children stopped crying and took notes.
They stayed at the class.
When I smiled, they gave me cute smiles.
I felt many things at the same time.
My powerless.
The attitude of children.
The anger to me because I couldn't do anything when I saw that situation.
I want teachers to stop a lash even if they have reasons.
I think nothing can happen from violence and fears.
Things will never change when I cry, so I promise to myself that
I do things what I can do.
Even if it is a small thing.
Every day I can get a power from the smiles of children.
Their smiles are really brilliant.


2013年11月18日月曜日

Le dimanche



今日はある村の近くにある牧場にいる

フランスの女性に会いに行きました。

彼女は大学3年生で、プロジェクトで3か月間セネガルで働いているとのこと。


牛の放牧が終わり、あるセネガル人と話しながら帰っていました。

私が今日日曜日だけどたくさん働いたなーと言うと

彼は今日が日曜日なのを忘れていた!と言いました。

牛たちには日曜日なんて関係ないよ。

彼らは毎日草を食べるし、毎日移動する。

僕らも毎日働いてるんだよ。

 もし道に迷ったら、彼ら(牛たち)についていくといいよ。

彼らは帰り道をよく知っているから。

そんな事を彼が話してくれました。


周りには他には人はいなく、

たくさんの草と

たくさんの木と

たくさんの牛たちと

どこまででも広がる広大な土地と

綺麗な夕日。

とっても静かでした。


自分がすごくすごく小さな存在で

何も知らなくて

ただただ広大な自然がそこにある。

私の世界がまた広がりました。

素敵な一日でした。



2013年11月12日火曜日

Ana ekool bi?

こんにちは:)
セネガルに来て、1か月と少しが経とうとしています。
だいぶ生活にも慣れ、先週の月曜日から活動が始まりました。
セネガルは10月から学校が始まるので、活動しがいがあります。

私の活動するダーラ市内には12校の小学校があります。
市内に点在しているので、3日間かけて挨拶回りに行きました。
それが大変でした。。。

幸いにも前任者の方が残していってくれた市内の小学校の地図と学校の名前があったので
それを頼りにほぼ砂しかない道をひたすら歩いていきました。

「Ana ekool bi? Xam nga Ecole ○○?」「小学校はどこ?○○小学校って知ってる?」

「Ecole○○...La ba! Waaye dafa sore de! Jelal sharet!」「向こうだよ!でも遠いぞ!シャレット使えよ!」

「Degg naa! Waaye ca va. Dinaa doxo! Jerejef waay!」「わかったよ!でも大丈夫、歩くよ。ありがとう!」

小学校にたどり着くまでに5回くらいはこんな会話をしました。



みんな親切セネガル人。というダーラのセネガル人。
みんな教えてくれるんだけれど、指さす方向には砂道しかない。。。
本当にあるのか?と半信半疑で砂道を歩く。



また聞く。あっちだよ!と教えてもらう。(木か砂道か村しか見えない。)

またひたすら歩く。
たまにおばちゃんや子どもに助けてもらいながら、遂に学校らしきもの発見!!



学校を発見したときの喜びと言ったらもう、表現できません。笑
砂漠でオアシスを見つけた感じ。たぶん。




みんな親切です。道を歩いていたら、寄っていけって言われ、知らない家で少し休憩。
道に迷っていたら、わざわざ学校まで案内してくれる人。そして私の用事が終わるまで
待っていてくれ、また大きなわかりやすい道路まで案内してくれる人。道を聞いたおばちゃんと仲良くなって、ジュースもらったり。


小学校の挨拶回りでも、歴代の先輩隊員たちが、とてもいい関係を築いていたことを実感。
すごくあたたかく歓迎してくれる学校が多かったです。

小学校には日本の支援で建てられた小学校もありました。



でもある小学校では、まだ藁のようなもので作られた仮設教室がある小学校も。(市内では1つだけ。村にはまだあります。)

そして週末には現地で調達可能なもので教材を!と散策。

そこで、アフリカの布に着目しました!こっちでは、本当にたくさんの種類の布が売っていて
みんな布をメートル単位で買って、仕立て屋にもっていって作ってもらうのが普通です。
なので、仕立て屋には余り布がわりとたくさんあるのです。
それを図工に使えないかな!ととりあえず、その布が欲しい!授業で使いたいんだ!
と、カタコトの現地語で交渉。
つめたくあしらわれた所もあったけれど、3つの仕立て屋で布をもらえました。
私の趣旨が伝わったのかは、わからないけれど、
よくわからない外国人に、そしてこんなカタコトのやつに
たくさんの布を譲ってくれた優しいセネ人に、泣きそうになりました。



うまくいくかはわからないけれど、いろいろやってみようと計画中です。

まあ、もちろんいい人ばかりじゃなく、嫌味言ってくるやつもいるんだけどね。
気にしない気にしない!

優しいセネ人に助けられてます!

これからは少し時間をかけて、市内の12校から、働く学校を選んでいきます。
全部を回るのは残念だけど、不可能なので。
悩みますが、ダーラの生活に慣れることと、学校に慣れること、セネ人と過ごすことを
中心にぼちぼち頑張っていきます^^




2013年11月5日火曜日

Dahra Djolof

Bon jour :)

水曜日に私の活動先であるダーラに引っ越してきました!
リンゲール県ダーラ市なので、リンゲールにいる先輩隊員とダーラにいる先輩隊員が
歓迎会を行ってくれました!:)
 I moved to Dahra on Wed. The volunteers, who already work in Liguere and Dahra , held a welcome party for us, new volunteers:)


ダーラは、今までいたダカールやティエスと違い、想像していたアフリカの風景がそこにはありました。
私が住むダーラ市には3万人の人が住んでいます。小学校は市内には12校。
ダーラの周りにはいくつも村があり、村も合わせると、学校の数ももちろん増えます。
私は以内の小学校中心に活動しますが、村の学校にもそのうち行きたいなあ、と思います。
先週2つの村を先輩隊員について、訪れてみました。


ダーラに来るときにみたラクダの群れ。I saw a group of camels on the way to Dahra!


I visited one village :)

そして日曜日は週に一回の大きな移動市場がきます。
また毎週日曜日には家畜市場というものもあります。
ここらへんには羊や牛を遊牧しているプラール族が多いため、
家畜市場にはたくさんのプラール族がいました!!

Every sunday, there are a big market and another big market for domestic animals!
Around here, there are many nomads who are called Puraal.


そうそう、私の普段の移動手段は馬車です。
響きだけ聞くといい感じ。笑
こっちではシャレットと呼ばれています。
ロバと馬のシャレットがあるのですが、私はまだロバくんには乗れていません。
こっちに来てからロバが大好きになりました。素朴。ゆるキャラ。
めっちゃ棒でたたかれているんだけど、けなげ。頑張れって言いたくなる。笑

こっちに来てなんか変だなーって違和感に感じたこともありました。

小さな村でも携帯は通じること。
小さな市でもWIFIが飛んでるレストランがあること。
ごみがあちこちに散らかっていること。(プラスチックやビニール多い。)
海外から直輸入でそのままって感じの印象を受けました。  

前にマサイ族が携帯電話を使って連絡しているとかいう
ドキュメントを見たけれど、それと似た違和感を感じました。

日本はそろそろ秋ですか?
四季があるって本当に素敵だなあと思います。
そこから育まれる感性もきっと違うんだろうな。



シャレットからの眺め:)
The view from a house cart! I have to take it to go where I want to go:)
It's comfortable!


アフリカでよくみる、それ乗りすぎだろ、と突っ込みたくなる車。
There are too many person on the car!! I often find cars like this.


家畜市場!たくさんの牛。
The market of domestic animals

donkey 好きです。

今日から活動開始で、さっそく小学校に行ってきました:)
そのことに関しては、また次回書きたいと思います!
では、Bonne journee!!